2人で話したい。

昨日からひとり実家へと帰省。

夫は例の如く事務所で仕事があった。

実家へは頻繁に立ち寄らないようにしている。

母との距離感をつかず離れずにしておきたいから。

うちの母は、父が亡くなってから割りと自由で、みんなでワイワイしたい時もあるけれど、基本ひとりの時間を楽しみたい方なので、構い過ぎると鬱陶しがられる。

昨日は母と姉と女3人でスーパー銭湯へ行き、ランチをし、風呂にゆっくりつかり、ソフトクリームがのったかき氷を食べた。

夜は近所の焼き鳥屋で飲んで、自宅で姉が買ってきたケーキをみんなで食べた。ちょっと食べ過ぎ。実家に行くと食べ過ぎてしまってダメ。太る。

今朝も母が用意したモーニングを食べた。

「野山へドライブに行こうよ」と母が提案をしてきた。私が来たら車の運転をしなくていいというのもあって、結構遠出をしたがる。私も緑が見たかったので提案を受けた。

どこに行こう。

景色がいいテラス席のあるカフェがいいな。

そんなことを言いながら、行き先を考える。以前取材に行ってすごく良かった奈良県五條市の、cafe&農家民宿こもれびに目的地を決定。

道中の車内で、母といろんな話をした。

母と真面目な話をする時は、遠出をする車中が多い。近況報告から始まって、悩み相談だったり愚痴だったり、いろいろ。

母に相談したいことが山ほどある。

夫婦の話、仕事の話、お金の話、夫との仕事や生活リズムの話…。

父がガンで亡くなる前まで、夫婦2人で小さなうどん屋を営んでいた。なので、経営のこと、経済的な収支のこと、人を雇うことと育てること、商売を維持することの悩みを母に打ち明けやすい。

友人に相談し辛いことも母になら言える。

母は、全部言わなくても分かってくれる。私の性格を分かった上で、いろいろ助言もくれるし、「何にも出来ないけど、戻ってこれるところはある」と言ってくれる。今日、久しぶりで2人きりで出かけて、たくさん話して、心が軽くなった。

心配かけたくない気持ちもあるけれど、格好つけていても仕方がない。私たちはがむしゃらで、いろいろ失敗しながら、半歩ずつでも進んでいくしかない。「お金はね、ずっとないものよ。でも、心だけでも豊かでいれたらいいとお母さんは思うよ」。

ありがとう。心が貧しくならないようにするよ。

奈良から大阪に戻る前に立ち寄った道の駅で、駐車場に車を停めようと列に並んでいた際に、逆走してきた車に横入りをされた。私と母はあまり黙っていない方なので「みんな並んでいるし並び直してください。そこから出てください」と言ったが、車から降りた夫婦は無視をして建物に入って行った。私も母も、もっと血気盛んだったら…追いかけてブチ切れてたかもしれない(笑)けど、母が「もう帰ろうか」というので、立ち寄らず家路に着いた。

「心が貧しい人にね、何言ってもダメ。自分さえ良ければいい(人間)なんて考え、絶対あかんよ」と母が言った。私はその際、父と母の娘で良かったな…と思ったし、夫と結婚して良かったな…と思った。例えば同じような状況で、父と母が誤って順番抜かしをしてしまい注意を受けたとしたら、「すんまへん!」と言って並び直すと思うし、夫も「ごめんなさい!」と言って並び直すに違いない。安易に想像できるし、知らんぷりしてスタスタ施設に行くなんてことはない。

最初は怒りの感情がこみ上げたけど、母と話しをしていたらどうでもよくなった。心が貧しい人になりたくない。母と過ごしていると、いろんなことに対してポジティブな気持ちになれた。

私も誰かのそういう存在になれたらいいなぁ、なりたいなぁと思う。

話していてポジティブな気持ちにさせてくれる存在が周りにいるというのは、大変ありがたいことだなぁ。

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